つれづれなるままに...
by mahsa
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カテゴリ:旅・出会い( 10 )
駅のギタリスト
さあ行くぞと意気込んでコンサートに出かけるのももちろん良いが、予期せぬ場所で突然美しい音色に出会うのも幸せなこと。NYのグランドセントラル駅。日本でいえば東京駅か上野駅のような存在。入り口付近の通路で、ひとりの青年がクラッシックギターを奏でている。なんとも哀愁漂うスペインの曲に今自分はどこにいるのかをしばし忘れる。その奏者の横顔をみつめると東洋風である。背景にはNY市に駅で演奏することを許可された音楽家であると書いたペナントがあり、そこにある名前は SHOGO KUBO。やっぱり日本人!!なのに、コスモポリタン的な匂いが全身から漂う存在感だ。その切ないメロディーにクリスマスの買い物を急ぐ客も足を止めて、チップを1ドル2ドルと入れていく。演奏が終わるのを待ち、声をかける。スペインで学び、そしてNYには8年住んで演奏活動をしているとのこと。ストリートミュージシャンにあこがれるがピアノの弾き語りはそういうわけにいかない。ギター1本というのは世界中で生きていける。すごい武器である。ご本人と話してみると、何かが繋がっているような新たな縁を感じる。ギターってこんなに深くて悲しい音色だったのか・・。そこで買い求めたCDを聴きながら、素晴らしいアーチストとの出会いに胸が高鳴る。人々の心を癒す素敵なギターの音色が、グランドセントラルで聴けるとはニューヨーカーは幸せ。帯広出身のギタリストにまた会える日を楽しみに。ギターへの夢だけを思い求め、こんな生き方をしている人たちを心から尊敬する。素晴らしい!駅のギタリストに敬意を表し、素敵な演奏の1カットを。
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by mahsa1203 | 2010-12-10 00:45 | 旅・出会い
心友ルードウィッヒとの対話
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物心ついてから、といっては大げさかもしれないが、少女時代からの憧れ、かつ初恋の相手?はベートーベン。小学校の図書館で何度もベートーベンの伝記を借りてきては若かりし日の肖像画のページを開き、枕元で眠った日を今も時々思い出す。あの本、一体何度借りたことか・・・。中学1年の夏休みの自由研究はベートーベンの伝記を書いていた。なぜそういうことをしたのか自分のことながら不思議でならない。高校に入り、ベートーベンは試験用の課題曲となり、心よりも技巧に走った。高校を卒業、ピアノを離れてからはベートーベンの曲を演奏することもなくなり、今での演奏力では復元不能であるが、大人になればなったで、ベートーベンの生き様を改めてわが手本とし、心の友として何かあれば彼のことを思い出すのである。やっぱり、話したい!と思いたち、電車に乗って生家のある町ボンに出向く。慣れない土地での弾丸訪問である。空き時間を利用しての移動。フランクフルトからケルンを経由し、乗り継いでようやく目的地へ。ボンの町の滞在はわずか45分。駅から走って生家までまっしぐら。よく道を覚えているものだ。自分の動物的感覚に驚きながら走る。日が沈みかけた頃、自宅の前にたどり着く。「ルードウィッヒ、私の来た道は間違っていないだろうか」「私もあなたを見習って生きますから、何事にも負けませんから」と心のなかで対話する。閉じた扉の前で生まれた屋根裏の部屋を思い出しながら。その近くの公園には大きな銅像があり、そこでも一人上を向いて語りかける。わが友は大きく頷いてくれているような気がしてくる。激動の時代に聴覚を失くしながらも人々に感動を与え続けたベートーベン。やはり私にとってはかけがえのない存在である。また近くまで来たらわずかな時間であっても立ち寄ろうと思う。ヘーゲル、ゲーテと同時代を生き、世界精神を音楽で表現しつくした偉人中の偉人。もし、今生きていたらどんな曲で時代を表現するのであろう。ベートーベンには迷惑であろうが、私にとってはかけがえのない心友なのである。旅の帰り道に「運命」を久しぶりに聴いたら、なんともファイトの血が沸き立ってきた。
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by mahsa1203 | 2010-10-23 10:44 | 旅・出会い
シャンパン・レクイエム
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もう10何年前だったか、そのときマーケティングの国際会議ツアーではじめて訪問した町、ランス。フランス語ではREIMと書く。発音もむつかしい。その町に久しぶりに足を運ぶ。パリから電車で1時間ほど。かのシャンパンで有名なシャンパーニュ地方のシャンパン生産のメッカである。日本人画家で帰化したレオナルドフジタにも縁ある土地である。この町をおとずれると、いろんな方を思い出す。当時ポールロジェ社と提携され、当社のシャンパンを日本で発売していたキッコーマン当時の専務、吉田さん。あのキッコーマン醤油の家庭用卓上瓶を開発担当された方である。醤油博士のような方であった。そして水口先生。作家の野村さんご夫妻、新潟酒蔵の社長たち・・・・。ああ、みんなでこの町に泊まり、シャンパン工場をいくつか周り、プレゼンも聞き、試飲もした・・・。あれから、私はいつの間にかすっかりシャンパンファンである。(もっともお金がかかるので、普段はこの土地のものでなく、スパークリングワインというもので喜んでいるが)この町に来ると、あのツアーの機にお世話になった方々を思い出し、懐かしく思い、お会いしたくなり。が吉田さんも、水口先生ももうお会いできない。
思わず、ポストカードなど出してみたくなる気持ちなのに。ああ、天国に届く郵便局とはないものかと真剣に思ってしまった。久しぶりのREIMでパリの喧騒を忘れ、シャンパンの町でお二人のことをありがたく思い出す。これからも、ここに来るとここでの出会いを昨日のことのように思い出すであろう。写真は駅前目抜き通り冬のイルミネーションの準備風景。
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by mahsa1203 | 2010-10-22 06:40 | 旅・出会い
ぶらり京の夜散歩のすすめ
「てくてく」ではなく、「ぶらぶら」と。訪れた町を時間ある限り歩いて楽しむのは贅沢な時間の過ごし方。電車ではさっと過ぎてしまう景色をゆっくり堪能できたり、車では入りきれない小路に忍び込んで、隙間から見える古き店の看板や味あるディスプレイを発見し、その町ならではの生活感にしばし浸るのもよい。とくに京都には町のいたるところに歴史とアートが混在し、歩いていて飽きることがない。この頃は、町歩きにマイカメラを持ち歩く人が増えている。それもかなり本格的なものから携帯までと実にバラエティ豊か。気に入った場所に立ち、それぞれがシャッターを押して自分の世界を切り取っている。京都には絵になる場面が余りに多く、あちこちで撮影で立ち止まる人の群れに出会うのも面白いこと。(人が撮っていると自分も撮らねばと思う不思議な連鎖反応?)さて、春の散歩は昼間の花見が美しいのはいうまでもないが、夜の散歩もこれまたおすすめ。昨日はたまたま行灯の灯りに彩られた東山に出向いた。久しぶりに観光地京都のさすがのおもてなしを全身で感じながら、若き日の甘酸っぱい京都時間をふりかえる。さて、次はどこを歩こうかと楽しみが尽きない古都の春の訪れに幸せを感じながら、次のお宝探しに胸も膨らむ。
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by mahsa1203 | 2010-03-20 09:00 | 旅・出会い
「BETWEEN」を教えてくれたNEW FRIEND
単独の旅先では、常に想定外の経験ができるのが面白い。「旅こそわが人生よ」と思わずにいられない。今回のブエノスアイレスでは、タンゴの勉強にと出かけた某店でたまたま前の席に座った一人の黒人男性との出会い。
お互い単独でなければ、知らない者通し 声をかけ話をすることにはならない。たまたま、その日そこに居合わせたということで、新たな出会いが生まれるとは面白いものだ。そのときその町を訪れていなければ、そのタンゴ歌手を知らなければ、その日にそこに足を運んでいなければ、まん前に座らなければ・・・世の中出会わない場合がほとんどなのにいろんな偶然が重なることの不思議に感動すら覚える。その青年はベネズエラのビジネスマン。農業科学・経営に関する仕事をしているそうだ。海外にきても、農業青年との出会いか~。南米の各国の人々はスペイン語を話す、植民地時代の文化生活習慣などが現代に受け疲れている。異民族との共存・共生が不可欠。だからいつも「BETWEEN」という定規を持って相手との関係を創るという。単一民族の日本人の場合は、BETWEENではなく、「皆一緒(SAME)」ということが大切にされているが、一人ひとりの人間は皆違う存在であるため、「BETWEEN」の視点・距離感は大変重要。と出会ったすぐにこんな話もでき、大変いい友人が誕生した。彼にとって私は最初の日本人、私にとっては彼が最初のベネズエラ人。最初に会う外国人というのは責任重大。テレビで見る日本人とはかなり違いますね。といわれつつ、カリブ海に生きるラテンな生き方を知ることで、新たな視点が生まれそうだ。出会った翌日はたまたまバースデーということでささやかなプレゼントを贈った。彼にとってスペシャルなブエノスアイレスの旅になっていれば、幸いだ。
(乗り継ぎワシントン空港 3月12日朝)
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by mahsa1203 | 2010-03-12 22:44 | 旅・出会い
時には冒険者気分で海に向かう
初回訪問、信じがたいアクシデントに襲われたにも拘わらず、再びこの地に足を踏み入れた。
移動時間だけでもまる1日以上かかる「ブエノスアイレス」。先日の地震の余波が心配されるチリの隣国であるがこの町は平穏無事である。宿泊先からみつけた借景。この先はどうやら、ウルグアイのようである。地平線の向こうに何も見えなくても進んでいけるというのはすごい冒険心。
しばし、日頃のわが暮らしぶりから アドベンチャースピリットをチェックしてみる。
大いなる夢を描こう。やりたいことは挑戦しよう。そんな言葉がもぞもぞと心のなかで響き渡る。今回の旅の目的が達成されることを祈りながら、海と向かい合う。
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by mahsa1203 | 2010-03-10 01:12 | 旅・出会い
ビジネスショーは再会の場でもあり
気になっているのになかなか会えない人・・・ビジネスショー、展示会というのは意外にもそういった方との再会の場にもなる。海外ブースに出展してそうなイタリア人、韓国や台湾の知り合い・・・を探す楽しみもあるが、地元なのになかなか互いが動いていて会えない人との再会もできるというのがうれしい。毎年この季節に開催されるFOODEXでいろんな方たちと過去知り合ってきたが、今年は出身地岐阜でお米の加工製造・販売をされているライスアイランドの女将との久しぶりの再会。お互いの共通点はいろいろあるが、若き乙女時代に結婚、子育てしながら競争激しい米穀市場で独自路線を切り開き今日も発展を続けておられる姿は私には絶対できなかった生き方であり、それをスマートにやりこなしビジネスを拡大されている生きざまは、いやはや「たくましい」の一言に尽きる。一緒に上海の市場調査も行ったことがあったな~と数年前の思い出も蘇る。その会社の若き社員さんが収めてくれた1枚の写真。二人ともアラフィフなのに・・・。地元も市場も、家もビジネスもすべて両立されているその生きっぷりに脱帽する。わが田舎にもこんな才女が存在するのが誇りです。(飛行機待ち時間の空港にて原稿アップ)
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by mahsa1203 | 2010-03-09 06:57 | 旅・出会い
町を熱く照らす陽が沈むとき~バンコク~
久しぶりのバンコク訪問。2~3日前、積雪の町にいたとは信じられない。人間は何度ぐらいの気温差に適応できるのかと思うほど。当地はまさに夏。コートを脱ぎ捨て、サンダルにタンクトップ、日焼け予防の帽子とサングラス。この町はいつも暑く、すぐに汗ばむ。たちまち東京とは違うけだるいテンポで過ごすようになる。その町をしっかり照らしている太陽が沈む瞬間に遭遇。太陽はいつも、朝日と夕日が美しい。この町も同じ。1日で一番キレイに町を映し出し、徐々に自らの出番に幕を閉じる。人の笑顔がやさしく、挨拶をするたびに合掌をする人々の姿がこちらを敬虔な気持ちにさせる不思議な町である。
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by mahsa1203 | 2010-02-09 20:38 | 旅・出会い
龍馬といえば、トルコライス
年末、講演で初訪問した長崎の町。市内のカステラ屋兼レストランで出会った店主が私に声をかける。「お客さん、a0144517_6501573.jpg福山さんのファン?この向かいで生まれよったんよ。今も時々この辺よく歩いているってよ(正確な方言再現不可)」長崎が出身地であり、大河ドラマの主役になった福山さんを追いかけて長崎に一人旅する女性も増えているのであろうか。そこから会話が弾んだ。そして、帰り際にカステラの切れ端を土産にと持たせてくれ、そして新年に1枚の年賀状が届く。「ほんの短い時間でしたが、あったかいものを感じました。また会えるといいですね」。龍馬伝を見ると、そこで初体験したトルコライスを思い出し、カステラの切れ端とその店主の人柄が同時に頭に浮かぶ。
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by mahsa1203 | 2010-01-06 06:50 | 旅・出会い
ターナーの絵を思い出す情景
夏目漱石も好きだったはずの、イギリスの名画家ターナー。大学生のとき、京都の美術館で初鑑賞、ああ、世にはこんなにも美しい風景画があるのかと思ったのが25年前か。サンフランシスコのホテルの朝、部屋からみつけたビルの隙間からのぞく海と客船。ああ、あのターナーの作品のなんともいえない美しい筆のタッチも
オレンジや白、紫の色彩はないけれど、なぜかその絵がモノクロに再現された。ああ、名画は現実の世界をも美しくする。現実の世界も1枚の名画になると、ターナーの作品を頭に思い浮かべ、町の朝を喜ぶ。朝焼けがあまりに美しく、今日生きるものに生命を宿す。a0144517_16304828.jpg
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by mahsa1203 | 2010-01-01 00:25 | 旅・出会い


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