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つれづれなるままに...
by mahsa
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人間関係を受け継ぐ
今回の赤穂のイベントで不思議なことを思った。
ライブをやっている最中に、なんで、野村さんがこの場にいないのだろうと。
いるはずはなく、彼が亡くなってしまったことがきっかけとなり、その家族との交わりが深まり、交流も進んでのイベント開催となったのに、そこにご本人がいないことを不思議に思った。
野村さんがいない代わりに、奥様、そのお姉さま、お母さま、仕事関係の方、そして親友・・・。がおられる。
みんな、前からよく知っている人のように、いい表情で見守ってくださっている。
不思議だ。野村さんが生きておられたときには、奥様は知ってはいたが今ほど交流はなかった。存じ上げている程度、ご挨拶する程度でしかなかった。

野村さんがいないのに、野村さんの大切な方たちと自分が今向かい合っている。
親友の方から、ライブのお礼メールをいただいた。「これからよろしくおつきあいください。」と結んである。
ご家族ともそうだ。またお会いしましょう。次もまたね。という感じに、関係が続いていくのだ。
もし、野村さんがお元気で今も生きておられたら、ご家族やお友達と自分が直接親しくすることはなかっただろう。人の死は、残った者に新たな人間関係を与えてくれることもあるのだ。
大切な方を忘れないということは、その人をきっかけとした新たな関係が始まるということではないか。この大切なご家族に、お友達に野村さんが会わせてくれたとも思う。
人間関係を俯瞰してみると、本当に不思議だ。一人抜けることで、その周囲の関係、距離が変わり始める。
もちろん何も意識せず、何も行動しなければ、その関係も生まれないだろうが。
野村さんが亡くなった後、奥様を野村さんと思っておつきあいしたいと思ったように、今はその親友の方とも今後、交流していこうと思う。
人間関係は、一人抜けて また受け継がれていく・・・ということもある。
だから、人間関係はそのときだけの、表面的なつきあいではなく、いのちを越えてつながっていく・・・ほどにすごいもの。関係はつないでいく、育てていくものだ。
一人の存在は、新たな関係を残った人に与えていく。思いがけぬギフトか。

by mahsa1203 | 2014-03-23 01:32 | words
<< 礼状は行動の結び 仕事も観覧車のように >>


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