つれづれなるままに... by mahsa |
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日頃の会話で、「とんちんかん」という言葉はあまり良い意味で使わない。しかし、よく意味もわからないでなんとなく使っている言葉のひとつでもある。調べてみると、もともとは鍛冶屋(かじや)の相槌(あいづち)の音を漢字を当てて表したもの。その打つ音がそろわないところから、 物事のつじつまが合わないこと。見当違いであること、そのさまをいう言葉らしい。頓珍漢という漢字もあるそうだが、先述の意味と合っていなさそうな感じのような?さて、最近、この「とんちんかん」は時に必要だと思うことがある。あまりにも追い詰められたり、緊迫する諸事が続く日々のなか、または張りつめた緊張状態でいるとき、第三者やそのときの会話の相手が、自分の問題意識、考えや発する言葉とまったくかみ合わない返答をしたり、TPOを考えていなかったり、突然今の自分の状態にそぐわない可笑しな言葉を発してくれることで、「はあ~なんで~今?それ?」と思いつつも、なんだか張りつめている自分があほらしくなって、笑えてきて、気が楽になることがあるのである。ときには不協和音、かみ合わないのも悪くない。
かみ合っていること、うまくいっていることばかりを想定するから現実が辛くなる。人はもともとは合わないもんだと思っていたら、合ったときにうれしくなる。だから、頓珍漢なことを発してくれる相手は貴重である。コミュニケーションを楽しむということは、こういうことも含めてだ。掛け合う人、言葉を投げかけてくれる相手がいるということに感謝をしなければ・・・。ああ、それにしても、「頓珍漢」はビジネスでは大困りであるが、時に心のオアシスとなる。また、音の響きも、ちょっといいじゃない?
by mahsa1203
| 2014-01-22 00:09
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