つれづれなるままに... by mahsa |
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業界人でもないくせに、ラジオ番組をもたせていただいてもう3年になった。今から思えば、若い人に混じってアナウンサー学校にしばし通ったことも懐かしい。標準語がいかに苦手かというコンプレックスがつきまとうままであったが、別にNHKでニュースを読むわけでもなし、自分の番組で自分らしくやれば良いのだということもやりはじめてだんだんわかってきた。今では、新潟弁にもなりきれず、関西弁と岐阜弁と、時々標準語が混じった実にオンリーワンな?語り口で1時間番組を担当させていただいている。仕事とは自分がいかに社会にかかわり、いい影響をもたらすための働きかけであると思う。働くとは、まさに、「人が動く」jことであり、自分からのアクションがすべてであると思っている。ラジオで語るという仕事は、私の場合は企画も構成も選曲もすべて任せていただけて、番組のコンセプトに沿って自由に自己表現できるという贅沢な仕事である。リスナーの方やゲスト出演いただいた方にプラスになる、元気になる、ポジティブになるメッセージやひとときが提供できれば、これは立派な仕事であると思う。単なる自己満足な話では、これは仕事ではなく趣味になってしまうだろう。毎月、収録を終え、ディレクターが精魂込めて編集をしてくださって、時間内にぴちっと収めてくださる。紙の編集の仕事は長年してきたけれど、時間の編集というのもこれまた、難しそうだ。「はい、今月分のができました。確認ください」とメッセージとともに、編集されたデータが届く。1時間、じっと自分の語りを聴く緊張のチェック時間である。細かな部分の言い回しの反省は毎回キリがないけれど、それでもなかなかいい感じにまとまっていると確認できると、肩の力がフッと抜ける。それにしても、ラジオはいい。テレビは視覚に訴えるが、直接的すぎてイメージが涌かない。ラジオは音からいろんな想像が広がる。邪魔にならない(自分のもそうでありたいと願っているが)。風のごとく、心地よいメディアであり、ふと出会った瞬間に心奪われることもある。ラジオにかかわれて、本当によかったと思っている。今月のオンエアは8月25日である。今回は特別ゲストのコーナーもあり、反応はいかがかしら?たった月1回であるが、私にとっては大きな「お仕事」だ。ああ、ありがたい。
by mahsa1203
| 2012-08-20 04:33
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