つれづれなるままに... by mahsa |
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本にも書いた生涯上司。もう会社員を卒業し14年も経とうとしているのに、また上司も12年前に定年になっておられるのに、今だにいい交流が続いている。先日は、京都で会い、今回は東京で久しぶりの単独会食の時間。気がつけば、今年米寿のお祝いだそうで、へえ、50代で初めてお会いしているはずだから、もう30年もおつきあいをしていただいているのか。間違いなく京都の父である。この京都の父とは、マーケティングコミュニケーションについて、コトバについて、文化について、そしてマスコミについて・・・今も昔もこんな話題で盛り上がる。昨今のマスコミの不思議について相変わらずの鋭い突っ込みが入る。「なんで、印刷会社の校正室で癌死亡者が出たという事故は、社名が新聞に出ないんだろうな。その印刷会社が新聞社に関係あるんとちがうかいな~。」「あの事件の犯人の逮捕日は、○○の日と同じだったな。逮捕劇が大きく取り上げられたおかげで、もう一方のネタは小さくなっていたな。これもわざとやないかといっている人がいるで~」など、聞いているとそうかもしれない、マスコミの働きについて??な日ごろからの疑問がクリアになってきたりする。戦争広告代理店という本があったそうであるが、マスコミは世論を動かす。それを操る国家がある・・・。現在の世の中のマスもソーシャルも含めた、コミュニケーションについて本質的な議論ができるのがこの京都の父である。「買う本と読む本のバランスが悪くて、もっぱら本がたまっていくわ」とのこと。私もだんだんそうなってきたと苦笑。上司の変わらぬ冒険心、行動力を見ていると、人間は知的好奇心がある限り不死鳥のごとく生きられるのではないかと思えてくる。何も知らなかった20代~30代のときあれほどお世話になったのだから、少しでも恩返しをしたいと思う今日このごろ。久しぶりの新宿で飲んで食べてたくさん話して、ちょっとふらつきながらも、元気に硬い握手をして分かれた地下鉄の改札。偉大なる上司、愛すべき上司。帰り道、入社の面接のときを思い出していた。ずっとずっとこのままで。台風のなか、無事京都へ帰られたことを祈り・・・。「また、追っかけできるようにがんばるわ」との一言が脳裏から離れない。
by mahsa1203
| 2012-06-20 05:05
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