つれづれなるままに... by mahsa |
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この年になると、焼肉なるものを食べたくなる頻度はガタっと落ちるが、それでも元気づけに!とムショウに食べたくなることがあるものだ。「あの焼肉屋ってまだやっているかな」と、自宅から徒歩15分ほどのお店を思い出し出かけてみる。数年行っていないと看板が変わっていることも珍しくないため、同じ店名の焼肉屋をそこにみつけたときにはホッとした。ところが!以前であれば夏休みのしかも土曜の夜となれば、焼肉屋には必ず家族連れのウェイティング客が何組もいて、店内はざわざわ&ジュージューという音ともくもく煙とジューシーな匂いなど五感で盛り上がっていたものだ。それなのに今回はなんと数組の客しか入っておらず、ガラガラである。寂しい感じ・・。スタッフは夏休みの土曜と見込んで多めに出勤されているのも気にかかる。店に来るまで考えたこともなかったが、「ああ、こういうことか~。こういうことなんだ・・・」いろんな最近の風評含めての結果が都内の本来であれば繁盛店である店舗にも影響が出てきている。これは、たくさん注文してあげないと!と思い、どんどんオーダーしてみる。しかし二人であれば食べられる量も限界があり、また昔ほども食べられない。でも「焼肉って美味しいよね~。この焼きとうもろこしもいいね。やっぱり、炭火での焼きたてはいいよね~」などの言葉を連発し、仕事を終えたあとの開放感とともに美味しくいただく。帰り際、レジでスタッフにたずねてみる。「今、大変でしょう」さきほどまでは、心を開く笑顔にはなっていなかった(いろんな緊張感は接客する人の表情をも変えてしまうのだろう)スタッフが、なんともいえない自然な笑顔になり、「そうなんですよ~」と一言。「気の毒だね。がんばっているのにね。この店、しばらくご無沙汰していたけれど、これを機会にもっと来るようにするね」といい、店のドアをあけ、店を出ようとしたら、その日で一番大きく元気な声で「ありがとうございました。またお待ちしています~」という言葉が背中に響いた。そう、厳しい環境でがんばっている人を応援したい。東北の皆さんのことももちろんであるが、こうして被災地でなくとも、被災業界(という言葉はおかしいか?)はたくさんある。こんな目で、それぞれがやっぱりできることを自然にやっていくことが必要。風評に負けないで!ちゃんと真面目にやっている店にはお客さんが必ず戻ってくる!
by mahsa1203
| 2011-08-01 06:15
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