つれづれなるままに... by mahsa |
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音楽療法のセミナーを受講した。何が凄いか!講師が80歳、医者をしながら音楽療法にも取り組んでおられる。この世界にはこういったスーパーマンが何名かおられるようだ。その先生が話をされているとき、ピアノを弾いておられるとき、先生自身がそのことで癒され、また元気を充電されているように思えた。先生の講義で学んだことを少々・・。「健康とはその人らしく生きていられること」。もしカラダのどこかに障害があってもそれも自分の一部として個性として元気に生きている人は健康だ。五体満足なのに健康でない人が多い。その人らしく生き難い世の中になったのかもしれない。人が健康に生きるための一助として音楽がある。誰しもが音楽を楽しみ、人生を豊かにする権利があるがそれが自分でできない人のためにお手伝いするのが音楽療法士という仕事だ。音楽は確かに人を元気にすることができる素晴らしいアクティビティであるが、人にとって何が快適で何かマッチするか・・・というのはその人の歴史や自然環境によって大きく変わるという。日本人はもともと農耕型社会で生きてきた。だから四拍子のリズムが合うのだという。(もともと2拍子が発展して4拍子になったという説)田を耕すときのリズムが確かに4拍子で規則正しい。一方、狩猟型の民族は3拍子だという。馬のひづめのリズムからきているそうな・・・。日本人が潜在的に求める音がわかっていると、一見意識が眠っている人をも起こすことができる。大切なことは「楽しんでいただくこと」。音楽療法でもやはりエンターテイメント性が重要なのだ。今回の学びは日頃のわが実践のいい意味で振り返り、確認となった。たまに学生になるのも新鮮かつ刺激的である。それにしても、人は80歳を過ぎてもあんな風に立ちっぱなしで話せ、あんなに元気にピアノを弾けるのだろうか?先生自身の生き様を垣間見たことが一番の学びであった。
by mahsa1203
| 2010-05-23 08:09
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