つれづれなるままに... by mahsa |
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一頃はライブ空間がもてはやされ、演者と観客が近距離で一体になる臨場感が喜ばれたが、最近では大型のコンサートの方が人気のようである。前者では縁者の汗や息づかいまでもが伝わる臨場感があり演者からも客の顔が見える。後者では観客動員数も多く、大ステージで演じ舞う演者を盛り立てるための演出が豪華であり、その面からも人々にインパクトある感動を与え、その結果観客は熱狂する。キャーキャーと絶叫する観客は大空間のなかで、自分の存在を演者にアピールしたいからなのかもしれないが、その声が誰の声であるかを演者に認識させることはできない。ただ絶叫できる空間というのは人々にとってハレの空間であり、ストレス解消にも効果があると思われる。私の場合は重厚なオーケストラを聴きたい場合、時々コンサートホールに出向く。大きな空間で残響も含め全身でそのハーモニーを聴き込むのがよい。一方、特定の楽器やその演者に興味がある場合は、ライブに出向く。そして演奏終了後、この人!と思う人であれば演者に近づき、ご挨拶し、感想とお礼を述べ、名刺をお渡しする。すると相手も名刺をくださる。昨日まで知らなかったミュージシャンや講師と瞬時に知り合いになることができるのが、ライブの最大の魅力である。先日来、新たなご縁探しでライブハウス巡りを少々はじめている。WEB情報や本、CDだけではわからない実体が会場に行き、本人に会えばわかる。何事も本人に会いに行くという行動が大切。
演じている人を見れば、その人の技術・表現だけでなく、人柄や仕事にかける情熱も見えてくる。 先週知り合った素敵なバイオリニストに近日再会できる。演奏以外の素顔でコミュニケーションしていただけることはとてもうれしい。ライブは新たな接点づくりにもありがたい空間である。
by mahsa1203
| 2010-03-29 05:26
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